ロングアイアンだけシャンクするのはなぜ?
シャンクにお困りのあなた。特にロングアイアンだけ、シャンクするあなたに向けてお送りします。
実は私自身、ウェッジではシャンクしないのにロングアイアンになるとシャンクが多発するタイプでした。
練習を繰り返し、ある程度スイングが安定してきても、ロングアイアンだけシャンク発生!!
しかし、深く考えず、練習場で球を打ちまくればシャンクなんて直るだろうと甘い考えでいたところ、なんと10年もの月日が流れていました。
しかし、いい加減これはマズイと思い真剣に原因究明を始めると、たった1週間程でシンプルな原因を2つ見つけることができました。※今までの10年は何だったのか、、、
それは、
- ロングアイアンは遠心力が外にかかりやすい
- テイクバック時、重力の影響でスイング軌道がずれやすい
ロングアイアンのシャンクを直すためには、まず、この2つを理解してから練習するのをお勧めします。
それでは1つずつ説明します。
ロングアイアンは遠心力が外にかかりやすい
単純な事ですが、意外と忘れやすいのが遠心力の存在です。
ゴルフクラブはウェッジから始まり、ドライバーに向かっていくに連れて長くなってゆきます。当然長くなればなるほど、遠心力は強く発生します。
さらにクラブが長くなるほど、少しずつですが、軌道もフラットになり遠心力の向きもフラットに近づきます。
たったこれだけの事ですが、クラブヘッドにかかる力と方向は大きく変わってきます。当然あれだけ小さいフェイスにボール1個を当てるのは難しくなり、遠心力に合わない振り方をして少しでもヘッドが外側に出ると、あっという間にシャンクしてしまいます、、、
これを、前提として理解してください。
テイクバック時、重力の影響でスイング軌道がずれやすい
上の説明で、ロングアイアンのスイング軌道がウェッジ等と比べてフラットになってくるのは分かってもらえたと思います。実はスイングがフラットになることによって、もう一つシャンクしやすい現象が起きることになります。
それは、ヘッドにかかる重力の影響が強くなり軌道がボールの奥側にずれやすくなる事です。
それはわかってるんだけど、シャンクするんだよっ!!
っというあなた、是非一度インパクト時の手元をチェックしてみてください。
↑の写真の様に
インパクト時右手の平が上を向く形はスイング軌道がズレる危険信号です。右手の平が横を向く形を反復して染み込ませましょう。
原因を把握しておけば、対処もしやすい
今回はロングアイアンのシャンクについて、大きな原因二つを上げました。どちらも物理的に必ず起きる事なので、教える人によって変わってしまう事はありません。
どんな人でもこれをすればシャンクは直る、といった特効薬ではありませんが絶対に頭に入れて置いてほしい事実になります。
このシンプルな原因を理解した上で、シャンク撲滅に取り組んでみてください。
下にシャンクを治すためのヒントを載せておきます。あなたのシャンクが消えますように。
さよならシャンク(^O^)/!!
シャンク撲滅へのヒント集
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